どんなシーンにも似合う! カフェカーテンをもっと活躍させよう
カフェカーテンが活躍するのは、カントリースタイルの可愛らしい窓辺だけではありません。 この小さなウィンドウトリートメントがおしゃれに映えるさまざまなシーンをご紹介します。
カフェカーテンとは窓の一部、多くの場合は下半分を隠すような小さなカーテンのことを言います。もともとはヨーロッパのカフェやレストランで、窓際のテーブルで食事中のお客さんが外の通行人から見えないようプライバシーを守りながら、景色や光を遮断しないように使われたのが始まりでした。このチャーミングなカーテンは今、一般の住宅でも人気のあるウィンドウトリートメントのひとつとなりました。
強い日差しをさえぎり、目隠しをしながらも、自然光や景色を完全にはシャットアウトしないほどよさ、窓の装飾としての魅力的なディテールが多くの人々から愛されるカフェカーテン。カントリーやラスティックなど、可愛らしいスタイルに合うイメージが強いかもしれませんが、実は案外どんなスタイルのインテリアにも相性がよいのです。多彩な空間やシーンで使っている例を見てみましょう。
強い日差しをさえぎり、目隠しをしながらも、自然光や景色を完全にはシャットアウトしないほどよさ、窓の装飾としての魅力的なディテールが多くの人々から愛されるカフェカーテン。カントリーやラスティックなど、可愛らしいスタイルに合うイメージが強いかもしれませんが、実は案外どんなスタイルのインテリアにも相性がよいのです。多彩な空間やシーンで使っている例を見てみましょう。
カフェカーテンは窓を覆う面積が小さく、多くの場合目線の高さにあるため、レースや刺繍など美しいディテールのファブリックがよく使われます。小窓ならではの繊細なデザインのファブリックの楽しみ方といえます。
窓辺のダイニングをカフェスタイルに
外からの目線を遮りながら、景色をほどよく取り入れて、全体のシーンの一部として感じさせるのはカフェカーテンの魅力。シンプルでさわやかなミントグリーンのベンチと素敵なピンクのフラワーアレンジ。これらがあるにもかかわらず、目線は自然とカフェカーテンの上の窓の外へ誘導されます。
外からの目線を遮りながら、景色をほどよく取り入れて、全体のシーンの一部として感じさせるのはカフェカーテンの魅力。シンプルでさわやかなミントグリーンのベンチと素敵なピンクのフラワーアレンジ。これらがあるにもかかわらず、目線は自然とカフェカーテンの上の窓の外へ誘導されます。
チャーミングなコテージスタイルのダイニングコーナー。明るい黄色やグリーンのクッションと、落ち着いたグレイッシュなブルーのカーテンのバランスが絶妙です。
こちらもあわせて
Houzz スタイル事典:コテージスタイル
こちらもあわせて
Houzz スタイル事典:コテージスタイル
キッチンのおしゃれな目隠し
カフェカーテンを使う場所としてもうひとつポピュラーなのはキッチン。自然光の入るキッチンなら、シンプルなタイプを一枚さらりと掛けて。さりげない刺繍が素敵なカフェカーテンが、サブウェイタイルを使ったトラッドなキッチンの素敵なアクセントになっています。
こちらもあわせて
大人気のサブウェイタイルの新しい貼り方
シンプルなホワイトタイルを表情豊かに使う8つの方法
カフェカーテンを使う場所としてもうひとつポピュラーなのはキッチン。自然光の入るキッチンなら、シンプルなタイプを一枚さらりと掛けて。さりげない刺繍が素敵なカフェカーテンが、サブウェイタイルを使ったトラッドなキッチンの素敵なアクセントになっています。
こちらもあわせて
大人気のサブウェイタイルの新しい貼り方
シンプルなホワイトタイルを表情豊かに使う8つの方法
窓の外に隣の家の窓があってちょっと気になるけれど、窓を完全には閉めたくない、というときは、カフェカーテンを目線の高さに設置すれば解決。日常的に立つ機会の多いシンク前の窓で、よく使われます。
プライバシーと開放感の両方を実現
少し高めの位置に取り付ければ、バスルームでのプライバシーも問題なし。こちらのバスルームでは、バスタブの中で寝そべったときにちょうど木の上や空が見えるぐらいの高さを意識して設置。夜空を楽しみながらリラックスしたバスタイムが楽しめそうです。
カフェカーテンは、上の部分をポールに取り付けることが多いですが、このように下の部分にもポールを通せば、めくれてしまう心配もありません。
少し高めの位置に取り付ければ、バスルームでのプライバシーも問題なし。こちらのバスルームでは、バスタブの中で寝そべったときにちょうど木の上や空が見えるぐらいの高さを意識して設置。夜空を楽しみながらリラックスしたバスタイムが楽しめそうです。
カフェカーテンは、上の部分をポールに取り付けることが多いですが、このように下の部分にもポールを通せば、めくれてしまう心配もありません。
このバスルームからは美しいピンクの花が咲いた木をちょうどいい位置から見られます。バスルームに限らず、カーテンで隠してしまうのがもったいない屋外のシーンがあるなら、こんなふうにカフェカーテンを使ってみましょう。
このエレガントなパウダールームで使われているカフェカーテンは、壁紙や腰板に合わせた優しいオフホワイト。トラッドでフォーマル寄りのテイストに、あえて軽やかなカフェカーテンを合わせてバランスを取っています。
長い廊下にもカフェカーテン
自然光がたっぷり降り注ぐ明るい廊下に並ぶ窓、ここにもカフェカーテンが。軽やかなカフェカーテンは、細長い廊下でもカーテンやシェードほど圧迫感が出ません。白い建具に合わせて白い布を選び、空間に自然と溶け込ませています。
自然光がたっぷり降り注ぐ明るい廊下に並ぶ窓、ここにもカフェカーテンが。軽やかなカフェカーテンは、細長い廊下でもカーテンやシェードほど圧迫感が出ません。白い建具に合わせて白い布を選び、空間に自然と溶け込ませています。
モダンなスタイルにも合う
メタリックなテーブルとスツールを合わせたインダストリアルテイストのダイニングの窓にもカフェカーテン。モノクロのストライプ柄が部屋のハードな雰囲気とよく合っていますが、ファブリックの優しさが全体を和らげている絶妙なバランスです。
こちらもあわせて
インダストリアルスタイル入門:カーテン・ロッド&ワイヤー編
インダストリアルスタイル入門:カーテン・ファブリック編
メタリックなテーブルとスツールを合わせたインダストリアルテイストのダイニングの窓にもカフェカーテン。モノクロのストライプ柄が部屋のハードな雰囲気とよく合っていますが、ファブリックの優しさが全体を和らげている絶妙なバランスです。
こちらもあわせて
インダストリアルスタイル入門:カーテン・ロッド&ワイヤー編
インダストリアルスタイル入門:カーテン・ファブリック編
一見モダンテイストとはかけ離れたイメージのカフェカーテンですが、こちらのリビングではアイコニックな《バルセロナチェア》と自然にマッチさせています。カフェカーテンの存在は、名作家具のあるシーンにソフトさを与える優しい背景として機能します。
こちらもあわせて
知っておきたい名作家具:バルセロナチェア
こちらもあわせて
知っておきたい名作家具:バルセロナチェア
アンティークとも好相性
古いテーブルや〈トーネット〉のアンティークチェアが、リネンのカフェカーテンにぴったり似合った窓際のシーン。カフェカーテンは見た目がシンプルなうえ、取り付け方もシンプル。ポールに通したり、好きな布をカーテンクリップを使ってポールから吊るすだけなので、簡単に設置できます。
こちらもあわせて
タイムレスデザインの名作椅子:ベントウッドチェアの代表格〈トーネット〉の《214》
ベントウッドチェアの名作、〈トーネット〉のアームチェア《209》
古いテーブルや〈トーネット〉のアンティークチェアが、リネンのカフェカーテンにぴったり似合った窓際のシーン。カフェカーテンは見た目がシンプルなうえ、取り付け方もシンプル。ポールに通したり、好きな布をカーテンクリップを使ってポールから吊るすだけなので、簡単に設置できます。
こちらもあわせて
タイムレスデザインの名作椅子:ベントウッドチェアの代表格〈トーネット〉の《214》
ベントウッドチェアの名作、〈トーネット〉のアームチェア《209》
アクセントになる柄を楽しむ
トラディショナルなチンツ(木綿の更紗模様)のカフェカーテンや壁の刺繍、レトロな家具などのエクレクティックなミックス。どことなく海外のおばあちゃんの家を思わせるような懐かしさがあります。無地やレース柄が多いカフェカーテンですが、こんな花柄をチョイスしてもも素敵です。
こちらもあわせて
懐かしさとぬくもりにあふれた「グラニーシック」スタイルとは?
トラディショナルなチンツ(木綿の更紗模様)のカフェカーテンや壁の刺繍、レトロな家具などのエクレクティックなミックス。どことなく海外のおばあちゃんの家を思わせるような懐かしさがあります。無地やレース柄が多いカフェカーテンですが、こんな花柄をチョイスしてもも素敵です。
こちらもあわせて
懐かしさとぬくもりにあふれた「グラニーシック」スタイルとは?
チャコールグレーの壁に合わせた、グレーのバラのモチーフのカフェカーテン。花柄でも、シンプルなモノトーンなら甘すぎず、シックなアクセントになります。
カフェカーテンの写真をもっと見る
コメント募集中
ご感想をお聞かせください。
カフェカーテンの写真をもっと見る
コメント募集中
ご感想をお聞かせください。
小窓は、普通のカーテンだとやや重たすぎて、意外と合わせるカーテンに困る場所。そこでカフェカーテンの出番です。普通の窓に掛けるレースのカーテンと同じく、目隠しとしての役割を果たしながらチャーミングなアクセントになります。ブラインドと組み合わせれば、夜間のプライバシーもしっかり守ることもできます。