新井律子建築設計事務所

130年の歴史を引き継ぐ

この建物は、ご相談から古民家の解体・造成・建築工事と完成まで約1年半かかりました。平成28年10月、「明治から引き継いできた建物を残すため色々手を尽くしたが、やむをえず解体を決断、敷地の一部に、古材を利用して新築したい。」とのご相談を受けました。  兼ねてより研究会でも推奨していた「日本の民家」シリーズの建物プランを提案し、気に入っていただき、間取り・仕様をアレンジし出来上がりました。何処か懐かしい外観と典型的な民家の間取りを踏襲し、解体された母屋の大梁・柱・天井板・建具を活用することにより、歴史を伝えるに相応しい重厚さと安心感が再現されたと思います。  建物解体工事、古材の生け捕り、造成工事、古材を使った工事。私にとっても貴重な体験をすることが出来ました。また、素晴らしい職人さん達にも出会えました。  土間は三和土、壁は弁柄色に、かつての懐かしい家を少しでも踏襲できたなら幸いです。
Année du projet : 2018
Coût du projet : 30 000 001 - 50 000 000 JPY
Pays : Japon
Code postal : 566-0043