robinson9608さんのアイデアブック
1.配管パイプ 配管パイプ✕ハトメのランナー むき出しのコンクリートの天井に配管パイプを露出し、窓際のカーテンロッドも配管パイプで統一した写真の部屋は、きれいめインダストリアルスタイルのお手本型。羽目板のアート、黒い鉄格子のミラー、スチールフレームのガラステーブルのセンスも冴えている空間です。カーテンは、配管パイプをロッドにし、ファブリックにハトメランナーを取り付けて吊るしています。ソフトでシアーなファブリックが、ハードな空間の窓辺に優しさをもたらし、心地よい空間に仕上げています。カーテンの布地は淡いグレイのソファとカラーコーディネートし、イエローのクッションやヌガーホワイトのスローなどをさし色にするなど、ファブリックマジックの効果も計算されています。
オーガニック柄を使う 無機質な空間に、有機的な雰囲気を取り入れるテクニックとして、グリーンを豊富に設えるシーンが多く見られます。本物の植物でなくても、例えば、写真のようなモンステラなどの観葉植物をプリントした透けるテキスタイル使いでも、植物に通じる効果を発揮します。
シア―ファブリックのストライプ 初心者にコーディネートしやすいのは単色ですが、柄を選ぶ場合はストライプのようなシンプルな柄のものがおすすめです。縦ストライプと横ストライプはどちらを選ぶかによって、部屋を広く、天井を高く見せる効果を引き出せます。クッションやソファなど、室内の他のファブリック製品の差し色と合わせれば、インテリア全体がシックに仕上がります。
100年以上を経たものは「アンティーク」 基本的には、アンティークとはつくられてから100年以上経ったものを指します。従って2017年の今では、だいたい1910〜1920年代以前のものを「アンティーク」と呼ぶことになります。 1910年代といえば、日本では元号が明治から大正になった頃で、世界では第一次世界大戦の時代と重なります。イギリスではエドワーディアンからジョージアン時代に移る頃で、ネオクラシックスタイルがリバイバルし、マホガニー家具が多くつくられた時期。家具職人が手作りの素晴らしい技術で家具を生産していた最後の良き時代といえるかもしれません。見た目もクオリティも優れた、この時代の家具を現在、私たちはアンティーク家具と呼んでいます。
オーガンジーのような生地もあればカジュアルなものもあります。モロッコでは、昼間はリビングの長ソファにたくさんのクッションを置いてもてなし、夜はベッドにして寝る文化。こちらは、昼の楽しげなリビングの印象を残したカジュアルな天蓋。昼は親密度も増すソファに、夜はくつろげるベッドに、といった形でしょう。シンプルな布を選べば、夜にはペンダントランプの色ガラスが映り込むという楽しいオマケもあります。
ベッドを覆うアイデア 「モロッカンキャノピー(モロッコ風の天蓋)を取り付けたベッドルーム。濃いエンジ色(モロッコらしい色!)と白を基調にした豪華なのにシックさもあるベッドルーム。クッションやベッドファブリックの紋章柄、ヘッドボードの植物柄がアクセントになっています。
ナチュラル素材のインテリアに濃い色のランプを併せたダイニングです。形自体にかなりのインパクトはありますが、ペンダント型の浮遊感が軽やかさや楽しさを加えています。またその質感が木材や壁面の装飾タイルの焦げ茶と相まって、暖かみや落ち着きを感じさせる空間にとなっています。
光の柄を描くメタル照明 イスラムモスクのドームのような形をしたランプは、他のアイテムに比べても重厚感やボリューム感が出るため、部屋の印象をかなり変えることができるものです。とはいえ銀や銅など素材自体はシンプルなため、家具や壁と色のトーンを揃えるだけでうまくなじませることができます。可能であれば、ラグや鏡、クッション、床のタイルなどでモロッカンテイストのアイテムをもう一点加えられると、よりまとまりを出すことができます。
家全体はニュートラルな色使いで統一されているが、ペイジの部屋だけは別。ピンクと白の遊び心あふれる部屋になっている。
ジュールとマットのベッドルーム。グレーと白を基調にした空間に対して、明るい色の長椅子とクッションをアクセントにしている。
ベンのキッチンにも、自然に使い込まれた雰囲気がある。「あの物件は、ベンと同じくらいの年のご夫婦が住んでいる家で、だからよかったんですね。だから、そこにあったものは動かさず、ほとんどそのまま使いました。本物のリアリティにまさるものはありませんから。オイルやヴィネガーやピッチャーなどなど、あのキッチンにもともとあったものなんです。ご夫婦が30年間暮らしてつくってきた家なんですね」。ブラウンストーン貼りのこの家は、ブルックリンのコブル・ヒル地区にある。
これまでのマイヤーズ映画はスタジオセットで撮影されたものだった。例えば、『恋愛適齢期』の舞台となった家はカリフォルニア州カルヴァーシティのソニー・ピクチャーズ・スタジオにつくられたセットだった。でも、今回、『マイ・インターン』では、大部分をブルックリン、マンハッタン、ブロンクスでロケを行い撮影。アン・ハサウェイが演じる主人公のジュールズとその夫マットのキッチンは、ブルックリンのクリントンヒル界隈にあるブラウンストーン貼りの建物で撮影された(映画の中では住所はパーク・スロープにあるという設定)。
レイヤードボトム ひと昔前は、裾にフリルやマクラメレースをつけ、スカラップ(帆立貝の縁のように半円が連なった形)状にカーブさせたカーテンを吊るすことの多かった出窓。この今風の小粋な窓辺では、レイヤードカットに色糸でメロウロック(軽やかで繊細に仕上がる縁かがりのこと)を施した、オリジナルデザインのシアーカーテンを、ボトム部分で美しくレイヤードさせています。
ハイギャザーの切り替え部分にアクセントカラーのビーズフリンジをつけています。このようにファブリックはシンプルなものを選び、アクセサリーでポイントを加えて、甘さを抑えた大人スタイルに仕上げることもできます。
ギャザーを寄せた生成りのチュールレースをカーテンの裾にのせ、ブレードをつければ、シャビーシックなインテリアにも似合う窓辺の装いに。
ハイギャザー カーテンの裾に、丈の15~20%程度の長めの生地にギャザーを寄せてつけたスタイルをいいます。たっぷりしたギャザーがエレガントな印象です。
ボーダー状に生地を配置する場合は、カーテン本体の生地の上にのせるように切り替えると、裏に布の継ぎ目が出ないので、一般的にすっきりとした仕上がりになります。
柄の魅力を引き出した、切り替えボトムの応用編です。マルチストライプ生地の特徴を活かし、全体の30%程度の高さで縦横に切り替え、さらに斜めのヘリンボーン状に生地をはぎ合わせています。
切り替えボトム カーテンのボトムを別のファブリックで切り替える処理です。全体に対して色柄の分量を抑えたい場合や、高額な生地をセンスよく有効活用したい場合におすすめのスタイルです。
ボトムバンディング 「カーテンサイドのスタイリング」で解説したサイドバンディング同様、裾にもバンディング(帯状の生地で挟む処理)を施せば、カーテンのフレームとなって、窓まわり全体をやさしく引き締めてくれます。
そのいっぽうで引き裾丈は、ファブリックそのものの迫力をモダンな雰囲気の中で満喫するモードな演出にも向いています。
引き裾丈 裾を引きずるカーテンの吊り方です。床丈プラス8~45cm程度の仕上がり丈になります。イングリッシュスタイルなどの、クラシカルでドレッシーな演出にふさわしい丈といえます。
床丈 掃き出し窓の、最も一般的なウィンドウトリートメント丈です。カーテンの場合は、腰窓でも、窓下に家具や造作がない場合は、床丈にすると美しいプロポーションになります。
腰丈 腰高の窓下に家具や造作がある場合の丈です。通常、窓枠下15~20cmくらいの長さにします。
窓枠丈 ブラインドやローマンシェードを含むウィンドウトリートメントを窓枠内に吊る場合の丈のことです。カーテンの場合、カーテンレールのランナーから窓台1cm上がりの距離におさめます。
3. シェープドサイド 通常は、バランス(上飾り)やシェードのボトムに施される曲線シェープのデザイン処理を、カーテンサイドに施した例です。インパクトのあるイエローと相まって、圧倒的なほど個性あふれる窓辺を演出しています。
こんなテクニックもあります。高額な生地はひと巾分だけ使い、まったく違う色や柄と切り替えてコーディネートしてみましょう。トレンド感満載のハイセンスなカーテンが、リーズナブル価格で手に入れられます。
切り替えサイドの賢い応用 カーテン生地の巾は140cm前後のものが多いため、一般的に窓幅の約2倍の生地を必要とするカーテンは、巾継ぎをして縫製されます。この巾継ぎの際に色違いの生地などを使用すると、生地代は変わらないまま、より個性的な印象のカーテンになります。
2. 切り替えサイド バンディングよりも太い幅で、ゆったりとカーテン生地を切り替えると、やわらかな印象のアクセントになります。写真は、布のはぎ部分にボンボンフリンジを挟んで縫い留めた切り替えサイド。シックな色づかいでありながら ノスタルジックでかわいらしい雰囲気がプラスされています。
ポケットつきのサイドバンディングは、コレクションのぬいぐるみをディスプレイしたり、行方不明になりがちなリモコンなどを入れておくこともできます。楽しい実用スタイリングといえるでしょう。
写真は、ギリシャ様式のフレットボーダーをアレンジしたサイドバンディング。欧米で定番的な人気のあるスタイルです。シンプルなカーテンが、ぐっと洗練された印象に仕上がります。
1. サイドバンディング 美しいアクセントカラーでカーテンのサイドをバンディング(帯状の生地で挟む処理)すると、全体がまとまりやすくなり、縦のラインによって天井高も強調されるというインテリア効果があります。
カーテンサイドのスタイリング カーテンのサイド部分は、開け放している昼も、カーテンを引いている夜も、とても目につく部分です。この部分のスタイルや縫製のしかたによって、もともとのファブリックの色、柄の表情がさらに魅力を増すのですから、楽しまない手はありません。 サイドのデザインは、大きく分けると3種類です。
応用アクセサリー:コサージュのチェーンホルダー 小さなお子様やペットが、シェードなどの操作チェーンやコードに引っ掛かってしまうことのないように、チェーンホルダーをアクセサリーとして取りつけることができます。 写真はカーテンの共布で作った手作りコサージュを安全ピンで留めただけの簡単チェーンホルダー。装飾とチャイルドセーフティーを兼ねた実用アイデアです。
それは、掃き出し窓のカーテンと腰高窓のバランスにあしらった、同じデザインの帯状の飾り。これにより2つの窓に関連性をもたせ、オリエンタルなイメージの空間を演出した例です。
応用アクセサリー:帯飾り 同じ室内に異なったスタイルのウィンドウトリートメントをおさめる場合には、共通のアクセサリーをあしらうと、一貫性のあるコンセプトを表現することができます。この部屋では、掃き出し窓にはカーテンを、腰高窓にはシャープスタイルのローマンシェードとバランスを組み合わせていますが、ある共通のデザインが両者をつなげています。
ロゼットよりも大ぶりで、このようにキャベツの形のように縫い縮めたものを「シューロゼット」と呼びます。
ロゼット ファブリックを帯状にカットし、ギャザーを寄せてバラの花のように縫い留めたもので、ロマンチックで華やかな演出に向いています。
タックフリル アクセントカラーの生地に細かいタックを取ってたたみ、フリルに仕上げると、フェミニンでありながら快活な印象になります。
フリル ファブリックを帯状にカットし、ひだを取って縁飾りにしたものです。フェミニンでロマンチックな演出に向いています。
ブレードは柄や巾が豊富に揃うので、お好みのスタイルによって使い分けることが可能です。
ブレード テープ状の飾りのことで、カーテンのサイドや裾にボーダー状に縫いつけて飾ります。ここではバランス(上飾り)と、カーテンサイドにあしらわれています。
フリンジ へりや縁に使われる、房飾りのついたテープのこと。タッセルフリンジ、ボンボンフリンジ、ループフリンジなど さまざまな形や素材や色があるので、高級感のあるディテールの演出や、カラーコーディネートの仕上げに使われます。
トリムの種類 カーテンのトップやサイド、ボトムはもちろん、タッセルなどにも縫いつけることのできる、装飾用付属品の総称です。カーテンサイドやカーテンボトムの回でご紹介した、テープ状のものを水平に取り付ける「ボーダー」や、巾広のものを取り付けてアクセントにする「バンディング」も含まれます。さまざまな種類のトリムの中から、いくつかご覧いただきましょう。
カーテンホルダー カーテンホルダーはカーテンを直接束ねておくための器具なので、房掛けよりサイズも大きく、装飾的な役割も大きいカーテンアクセサリーです。
もともとは写真のような、カーテンを束ねる房飾りのついた「タッセルタイバック」に由来する呼び名です。他に、金属、クリスタルのものなど、種類が豊富にあります。 房掛け タッセルを掛けるための器具で、ウィンドウトリートメントのスタイルとコーディネートして選びます。
タッセル 日本では、カーテン生地と共布で作った帯状やひも状のものも「タッセル」と呼ぶのが一般的です。 別布でアクセントやポイント使いすることも多い、重要なアイテムです。
こちらは〈シューマーカー〉のゼリージュ風壁紙を利用した壁やメタル&ガラスの照明に、アンディ・ウォーホルの現代アートを融合させたインテリア。壁一面の大柄が落ち着いた印象にまとまった理由は、柄がモザイク的な幾何学文様であること、一方で家具などの色がアートの白や黒、深緑、マスタードという配色と揃っていることにあります。そのため、伝統的な要素もありながら非常にモダンな仕上がりになっています。 空間や規模によってさまざまな取り入れ方ができるモロッカンインテリアのアイデアをご紹介しました。
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